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  • 執筆者の写真ポジティブ・ディシプリン コミュニティ

宮城県石巻でのプログラム実施報告

ポジティブ・ディシプリン・プログラムが、 養育者にいつも手の届くところにあって欲しい!!

ということで、

地域の団体にファシリテーターが養成され、

継続的にプログラムが実施できるように、弊団体もお手伝いしております。

このような普及活動ができるようにと,今年度

公益財団法人日本財団さまからの助成を頂いています。


宮城県石巻市では 昨年の9月に続き、1月から参加者10名(コロナ対策で定員数を減らして)で開催してきました。

連携させていただいているのは、 特定非営利活動法人 にじいろクレヨン さんです。

石巻でのプログラムを実施したご報告を致します。

(にじいろクレヨンさん発行の通信は↓)

にじいろクレヨン通信vol26
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2020年9月期

講座名:どならない叩かない子育て「ポジティブ・ディシプリン講座」

時期:2020年9月7日 ~12月14日

   10:00〜12 :00

参加者:10名 (通常は定員16名のところ,コロナ感染対策にて定員縮小) 


ファシリテーターからのプログラムのご報告:

 感染症予防の点から少人数での開催とし10名の参加者とともに講座を行ないました。

少人数だったことで、打ち解ける時間も早く、グループワークなどもスムーズに行なうことができました。参加者同士で、同世代の子育てをしていたり、共通の話題が多くあり終始和やかな時間となっていました。

 講座の中で「親目線」から「子ども目線」で考える機会や、

発達の段階を子どもの様子を思い返しながら考えたり、

気質を知ることで、

親と子の関わりで積み重なる責任感や緊張感から、楽しみや喜びに目を向ける時間にもなっていたようでした。


 講座ごとにテーマとなる年齢について、

我が子としっかり関われるか、

あるいはその年齢のころしっかり関われなかったな、

などと不安になる様子もみられましたが、

講座を振り返ってみたり、参加者同士で話しながら不安も軽くすることが出来ていたように思います。


2021年1月期

講座名:どならない叩かない子育て「ポジティブ・ディシプリン講座」

時期:2020年1月18日 ~4月19日 10:00〜12 :00

参加者:10名 (通常は定員16名のところ,コロナ感染対策にて定員縮小) 


ファシリテーターからのプログラムのご報告:

セッションごとにテーマとなる年齢について,

我が子との関係や,自分自身の子ども時代を振り返りながら

養育者として関わりたいあり方や

生活の中での葛藤について話すことができました。


プログラムの後半では,参加者の方は

これまでのプログラム内容を振り返り

生活のなかでポジティブ・ディシプリンの考え方が軸となった場面や

家族間でプログラムで学んだ子どものとの関わり方について話すようになった

これまで育て方に自信を持てなかったけれど,自分自身を肯定できるようになったなど

様々な変化についてお話をされていました。


プログラムの内容を学ぶだけでなく

参加者同士が子育てで起こるできごとを気軽に話せる関係になっていました。


参加者の方からのコメント:


「どうすれば怒らずにすむのかが知りたくて参加しましたが,

その先の20年後の関係を見据えて行動することの大切さを理解できたので,

今だけではなくずっと使えるものを手に入れることができました」


「子育てに対して,頭を使って(感情的にではなく)対応することが増えました」


「色々な考え方を持つ親御さんがいて,子育てに正解はないと思えた」


「子どもに対する接し方,言葉がけが変わった」


「ポジティブ・ディシプリンは,子どもと関わる上でとても大事なスキルだと思う」


「子どものためと思って参加したが,何よりも自分のためになった」


========

ご参加のみなさま,約3ヶ月にわたるプログラム,本当にお疲れ様でした!

いつも参加者の皆様の,子育てにかける時間や思い,労力に,胸が熱くなります。

皆さんの思いが,そのままお子様に届きますよう,ポジティブ・ディシプリンを通して

ずっと応援したいと思います。

 

みなさまのご多幸を心からお祈りいたします。


ファシリテーター養成を担う連携団体:特定非営利活動法人きづく  さんにもご協力いただきました。

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